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給付金で買うBOX SET

090927_1447~01.jpg毎日ボケボケしながらあくせく生活している僕は、定額給付金のことをすっかり忘れていましたところ、ご親切にも催促状がちょっと前に来てまして、締め切りが10/5でしたが、ギリギリポスト投函しました。

皆様方はとっくの昔に入手済みのようですが。

うーん、まーしかし、こんなもので景気回復を計ろうだなんて、知恵が浅すぎるよねぇ、

とかなんとか思いつつ、

でも、いただけるものはいただいておく主義です。

とりあえずこんなものはパパーっと使いたいもの、
さて何を買おう。


とまぁそんな臨時収入をあてこんで、早速注文してしまいました。

beatles in mono box
The Beatles In Mono [Box set]

- ザ・ビートルズ・モノ・ボックス -
【CD内容】オリジナル・モノ・ミックスのアルバム10タイトルと2枚組の「モノ・マスターズ」の11タイトル、13枚入りのボックス・セット。紙ジャケット仕様、別冊ライナー・歌詞付。
【アートワーク】オリジナルLPを忠実に再現した紙ジャケット仕様

どうやらこの物品、9月上旬に発売されたわけなのですが即完売している模様。
店頭では即日完売、Amazonでも日本盤/輸入盤とありますが、すでに輸入盤は定価越えしてるみたいで品切れ状態。日本盤は買えるようだけど、到着がだいぶ遅れているような状態のようです。
そうと知るとやけに欲しくなってくるというもの。
日本を脱出して探してみると……なんだあるではありませんか。

Amazon.com(US)で[The Beatles In Mono]を思わず即注文
お値段は23390ドル。1ドル90円換算で21051円であります。
送料も2000円弱なので(2週間便)日本盤は39800円なので16000円ほどは安いというお値段。
※どうやら日本盤はライナー(厚めの冊子/日本語訳歌詞等々)がついてるぐらいなだけみたいですから、ちょっとこれはお買い徳であろう。というか日本盤高すぎ。

このmono音源を収録したBOXセットは、バラでは発売無し。
ステレオリマスターのボックスセットはバラでも売ってますし、今後ちょこちょこと買い集めて行きたい気分ではありますが、こちらはセットで買わなくては手に入れることはできないのだ。

聞く話によれば、このmono盤の紙ジャケの復刻具合は、とんでもなく細かく丁寧に作られているらしく、当時のレコード盤を忠実に再現しているようで、インナースリーヴ(中袋)なんかもそのままミニチュア化したような、もはや伝統工芸品のようなムードも漂いつつそんな見事な技術が詰まりに詰まっているようです。
この紙ジャケ製作は日本で行われたようで、それが世界中に輸出されているみたい。
やっぱりこういうのは日本人の専売特許みたいなところがあるんでしょうね〜欧米人にはマネできない細かさ、気の配りようがそこにあります。

なので、これは単なる復刻CDセットではなく、ある意味で美術品としての価値もあるってなもんで、聴くだけでなく、触って、そして見て楽しむこともその価値に含まれる品なんだと思います。

もちろん今までCDで世に出ることがなかったmono音源(オリジナル・モノ・ミックス)も、圧倒的な迫力でまた違うよりロックなビートルズを体感できることでしょうね。

とりあえず到着が楽しみだ!


※参照:友人のUshi君の購買録「The Beatles ザ・ビートルズ モノ ボックス」


てな感じで結局貴重な給付金を海外へ流出させ、まったく日本の景気回復に役立てない私である。


JUGEMテーマ:アート・デザイン / ROCK
| Good Music!(1960's〜) | 14:37 | comments(4) | trackbacks(7) |

ドレミファソラチ♪

前回のジョージイさん、意外とコメントいただいたりなんかしちゃったりして。
実は気になる人、でもあんまり聴くチャンスに恵まれてないんだよなぁ。
といったところでしょうか。
僕も似たようなもんです。
友人のUshi君が詳しいから、色々教えて貰ったりもしています。

とりあえずこの曲はゴキゲンすぎて好き。
ドレミファソラチ♪



★Georgie Fame and The Blue Flames - Do Re Mi(1964)

ジョージィさんコロンビアからDo The dogに続いての2枚目のシングル。
曲はニューオーリンズR&Bの古典とのことだけど、曲の作者はkingとしか書いてない。

どこのkingさんか、と思い調べてみたところ(Goffin/king…のキング=キャロルじゃなかろうし、B.Bじゃなかろうし……と意外とどこにも書いて無くて探すのに時間がかかるも…)、アール・キング(Earl King)という方でした。[詳細はwikipedia]

ブルース&ジャズ系のギタリストなお方。
渋いなぁ〜。とりあえずよくわからないのでCD入手しておこう。


JUGEMテーマ:音楽

| Good Music!(1960's〜) | 03:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

James Taylor & Joni Mitchell 1970 Live 音源

秋もトオリコシテもはや冬ですが、ハロゲンヒーターなんかも稼働しつつ、ダウンジャケットなども着つつ、朝の布団からは抜け出せず、もはややってられません。まだ秋でしょ?秋満喫してない気がします……(これ書きながら指はかじかんできてます→記録的寒気団到来のニュースも。どおりで寒いはずだ……)

Joni Mitchell & James Taylor
「The Circle Game」
Joni Mitchell & James Taylor


さいきんレコ屋さん行ったらこれの写真のジャケが店頭にありまして、おー、やっとCD化されたの?と驚きましたが、僕はなぜか以前よりネット社会の落とし物コーナーにおいて偶然にもこの音源を拾ってしまっておりまして、両人に対してそ〜んなにDeepなファンともいいがたいのですが、この音源だけはかなり愛聴していたのでした。

いつか紹介したいとは思っていたのですが(特に若い人とかよく知らない人に!)、これがまた中身良し、音質良し、の超良質の秘蔵Live音源なのです。ジョニとジェームスさん、それぞれ当時26才、22才(かな?)のキラキラとした輝きが凝縮された、繊細で愛のこもった貴重なライヴテイクなんです。(二人は当時恋仲であったと思います)

1970年ロンドン、ジェームス・テイラーはこの時まだおそらくそれほど知名度はなかったのではないかなぁと思うところですが(ヒットした2nd album「Sweet Baby James」リリース後?前?どっちでしょう?ともあれ彼もこの音源では、Rainy Day Man、SteamRoller、Carolina on my Mind、You Can Close Your Eyes、など自作曲も披露)、このコンサートではもっぱらジョニ・ミッチェルメインで進行していまして、彼女をサポートしています。なんだかもう、二人のアコースティックなギターワーク、ジョニさんのピアノ、ジェームスさんのなよっとしたコーラスがとても良くて、そしてジョニさんの澄んだ歌声……どれもこれも極めて透明感が高く("California"なんかかなりキテます)心洗われます。結構僕は深夜にこれを流していたりする事が多くて、ナチュラル・カーム・ダウン、うーん、秋の夜長にもっと堪能したおけばよかった。

キャロル・キングさんなんかは先日来日もしてましたが、当時ジェームスさんとも親交もあったところですが(何仲だったんだろうか?)、彼女に近いアコギなフレーズなんかも出てくるし(ジェームスさんはキングさんの名曲中の名曲"You've got a friend"を自身のアルバムでカバーしてたりしますし、アルバムではキングさんがピアノで参加していたりしますね)、なんつうか、いい感じです。幼さみたいな雰囲気もあったりしてなんともいじらしい。(キングさんといえばこの秋紙ジャケで続々リリースされてましたが僕も安かったので1枚買ってしまいました→ソロ1stの「ライター」1970年=ジェームス・テイラーもアコギでバリバリ参加)
しかし、とりあえず、二人とも若いのにギター上手すぎるなー。

この輝きは一瞬の恋の輝きだったのであろうか。恐らく永遠の愛も語ったであろう二人はその後別れ、ジェームスはそのまた後、これまた当時女性人気シンガーソングライターであったカーリー・サイモンと結婚することになる(1972年)。とりあえず、どんだけモテてるんだお前は、というところも気になってきたりするわけで……。

生年月日調べてみた(完全興味本位)。
キャロル・キング(Carole King 1942年2月9日)
ジョニ・ミッチェル (Joni Mitchell 1943年11月7日)
カーリー・サイモン(Carly Simon 1945年6月25日)
ジェームス・テイラー(James Taylor 1948年3月12日)
・・・・年上キラーかよ!凄いねジェームス!(見直しちゃったよ…尊敬)

参照:
West Cast Rockさんのページ(何かとお世話になってます)
James Taylor (wikipedia)


そう、そして注目すべき点がもうひとつ。
今回発売されたCD(これはブート扱いなのだろうか?)には11曲収録ですが、僕の持ってる音源には15曲入っていますよ!12曲目以降はピアノの弾語りもありつつで、"Good Samaritan" "River" "My Old Man" "A Case of You" 。Riverなんて……もうさすがに名曲。素敵です。クリスマスも近い雪景色も見えてくるというものです。

★Joni Mitchell & James Taylor/BBC IN CONCERT Live at Royal Albert Hall, London, England 28th October 1970
(CDの詳細は Amazon とか HMV にて)
| Good Music!(1960's〜) | 03:43 | comments(2) | trackbacks(0) |

ミュージシャン、老後の不安

「ミュージシャン、老後の不安」というBARKS記事より。

”英政府が著作権法の変更を認めなかったことに対し、多数のミュージシャンから反対の声が上がっている。政府は、録音物のコピーライトをこれまでと同じく50年までと定めたため、曲を作ったわけではないパフォーマーは老後、印税を受け取ることができない”

”8年後にデビュー・アルバム『My Generation』のコピーライトが切れるザ・フーのロジャー・ダルトリーは「多くのミュージシャンは年金がなく、印税に頼っている」と話している”

作詞・作曲家の著作権は生きているうちは切れないようですが(死後50年まで保護される)、歌手やミュージシャンなどの演奏家(プロデューサーやレーベルなどのレコード製作者も)は、レコードを発売した年から50年間のみ有効とされているらしい。(その辺こちらのサイトなどでも詳しいです)

カリスマミュージシャンたるもの長生きしちゃいけないということか。
そもそも『My Generation』でのロジャーの印税って1年でいくらもらえるんだ。
というかロジャーさん、歌詞なども結構書いているでしょうに。

しかし、老後のことを考えてミュージシャン目指す人なんていないと思うし、いきなり70才になったら収入が途絶えるのも、可哀相な気もするけど、どうせ切れるなら作者の方も切れちゃえば、誰もがその曲を自由に扱えるようになって、素晴らしい音楽が世の中に蔓延するのに。とか思うのは短絡的だろうか。

それにしても、作詞作曲した人とミュージシャンを比べると差がありすぎますね。雇われバックバンドというならまだしも、同じバンドにいてそれじゃあ浮かばれません。(ほとんどのバンドがそういうところで亀裂が入っていくのでしょうけど)。

とりあえず、ピート・タウンゼントはそんなロジャーら純演奏家達に手を差し伸べるべく、ロンドンの郊外にミュージシャン専用の老人ホームを建築中とのことだ(ったらいいのになぁ)。老人たちが音楽に囲まれて過ごす風景を想像してごらん!小鳥も蜂も、お花も空もみな踊っているよ〜。(ボケた老人たちがまりふぁなとか吸いまくってるだけかもしれませんが。それもある意味ヘヴン的光景ではあります)

ただ若くして成功も何もしていなくて、老後のことを考えることなんてとてもできないオレ、そう僕、あんた、あんただよ!……君は大丈夫なのか?……と思うところですが、ワタクシその辺いまいち想像力が足りなくて、まったく危機感が感じることができない……ことの方が、ロジャーよ、お前よりも問題と思う。たぶんオレは健康だから長生きするだろうしなぁ・・・。困った困った。


ここのとこWho聴いてなかったから今から聴いてみたいと思います。夏だし。Whoは夏だ。オープンカーに乗って大音量で流したい気分(気分!)。キース・ムーンのタイコな音がよく響きそうです(イメージ!)。2004年の幻のUDO音楽祭りロックオデッセイのThe Whoも思い出しつつ(回想!)。

my generation the who pic
『My Generation』1965年12月(UK release)
1. Out In The Street 2. I Don't Mind 3. The Good's Gone 4. La La La Lies 5. Much Too Much 6. My Generation 7. The Kids Are Alright 8. Please, Please, Please 9. It's Not True 10. I'm A Man 11. A Legal Matter 12. The Ox
--CREDIT--
Roger Daltrey: Lead Vocals
Pete Townshend: Guitar, Vocals
John Entwistle: Bass, Vocals
Keith Moon: Drums, Percussion
Produced by Shel Talmy(初期Kinksなども手がけているお方)

今調べてて知ったのですが、1st Singleは1965年1月 "I Can't Explain"なのですね〜。"マイジェネ"は3rdシングルだったのか(1965年10月)。(2ndは"Anyway, Anyhow, Anywhere"1965年5月)

4. La La La Lies……って、藤崎マーケットのソレと関係があるのだろうか。あったらすごいな。(ラララライの詳細はYoutubeで


◎Link:
ブログ著作権ガイド
The Who (wikipedia)
| Good Music!(1960's〜) | 13:27 | comments(4) | trackbacks(0) |

ジョンは最高の創作パートナー by ポール

※詳細はBARKS記事にて
「コラボっていうことには、ちょっと慎重になってる。だって、ジョンのときのように簡単で素晴らしいってことにはならないからね……」
簡単っていうところが素晴らしいですね。

簡単な人生がベストだ。
簡単のように見えて奥が深いスタイルが僕は好きです。

そんなポール・マッカート兄の新曲Videoをぴかおさんが紹介されていたので、さっそく見てみました。リリース前の先行露出(公式)のようです。素晴らしいですね。日本ではなかなかない。

このVideoの監督はミシェル・ゴンドリー。そしてナタリー・ポートマンも妖精役として出演だ!ワンダホー!

Paul McCartney - Dance Tonight(You Tube)


ミシェル・ゴンドリーといえば僕は以前「エターナル・サンシャイン」の熱烈レポを書いていたりもしたけど、公開中の最新作「恋愛睡眠のすすめ」も一昨日観てきましたよ。次回あたりはそれについて何か書こう。


そうだ、BARKS見てたら他にも面白い記事があった。
「オクラホマに80年代メタル・バンドが大集結」
そのフェスティバルの名は<ROCKLAHOMA(ロックラホマ)>

 前回、FOWの80年代志向にはややついていけなかった僕ですが(でも良く考えたら彼らの青春はもろ80'Sなんだよね)、いや、このフェスならかなり楽しめるなぁ……。レジャーとして最適だ。半分冷やかしつつ、でもやっぱり感動しちゃいそうな勢い。

| Good Music!(1960's〜) | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

ヴァシュティさんの映像を探索したり

vashti on tv show
彼女のLiveを観に行ってからというものの、にわかファンに成り上がってしまっている私はついつい久しぶりに動画検索などしてしまいました。せっかくなので、リンク貼っておきます。ペタペタ。


Vashti Bunyan - Hidden (Google video)
2005年11月とのことです。貴重なTVショット。即ダウンロード保存じゃないですかー。

Trashcan Sinatras&Vashti Bunyan (You Tube)
トラキャンのVoフランク・リーダーとグラスゴーのHyndland Church Hallでの演奏(2006年12月)。でも動画ではなく写真のスライドショーなのが超残念。ジョー・マンゴーさんも参加している様子。

I'd like to walk around in your mind - Vashti Bunyan 40 Watt (You Tube)
at the 40 Watt in Athens, GA. 2-6-07
つい最近の2月のLive。なんだ!7人編成で演っているではないですか。このくらいの方がいいなぁ。でもまだ物足りないです。もっとやって!とことん!

Diamond Day Live
こちらはthe Sage Gateshead in January 07。映像は良くないが音がGood。代表曲です。

Vashti Bunyan - I Want To Be Alone (You Tube)
デビュー当時(1965)まだ"Vashti"と名乗っていた頃でしょうか。貴重なTVショット!(何もやってないけど。座って口パクしてるだけ!笑)。ジャガー&リチャーズ作のデビューシングル"Some Things Just Stick In Your Mind"のB面で彼女の初オリジナル曲。アルバム未収録。You tubeのコメント欄にlove love〜と書かれているあたり、世界は広いなぁと感じます。

じゃあA面の曲の映像は無いの?と思い探していたところ、You's Blogさんのところでご紹介されていてDLまでさせてもらいました。すみません〜ありがとうございましたっ。

でもやっぱりこの人、曲だけで聴いていた方が良いかもしれません。なんて事をいまさら思いつつ(イメージが広がる感じが大いにありますもの)、そんな中、この"Some Things Just Stick In Your Mind"(Jagger/Richards)は、唯一(?)バンドスタイルで録音された最初で最後(多分)の曲のようで、アルバムにも未収録、現在入手もなかなか難しいようです。

今回、バイオグラフィなどの情報源はわりと人類の英知wikipediaで。ありがたや。


しかし……なんでこんなに僕は一生懸命になっているんだろう……。
これがアルバム10枚ぐらい出しているベテランな人だったら探すだけでも量が多すぎて大変ですけど(多分やってない)、ヴァシュティさんの場合、ある程度限られた少ない情報しかないから、探しているだけで楽しくなってきたり?するのかもしれません(僕だけ?)。しかし、インターネットが無い時代ではこんな情報を1人で知る事も出来なかったと思うと、たった数年でこれほどまでに情報天国になるなんて……あらためて……すごいわInternet。「共有したい情報が、たくさんあるんだよー♪(「君と共有」より)」人間って情報を1人で抱え込んでいる事に恐怖心があるのでしょうか。(うーん、あるかも)。情報を抱え込むことの恐怖心がInternetを作らせたとも言える。
| Good Music!(1960's〜) | 01:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

ジョージ・マーティンの伝記

George Martin Book「耳こそはすべて - ビートルズ・サウンドを創った男」〜All You Needs is Ears〜
 ジョージ マーティン
 河出文庫(1992刊)


偶然年末に古本屋でこの本を発見して、ちょっとづつ読み進めてやっと読み終わった。ほぼマーティンさんの幼少時代から、1978年ごろまでの自伝となっており、映画音楽家を夢見ていた少年時代、飛行気乗り志望(でもなれなかった)軍隊時代、ひょんなことからEMIに入社することになり、そしてビートルズ達と出会ってしまったことから巻き込まれるアッパーでヒッピーな時代……、録音話やアレンジ話含め、かなり面白かった。もっと早い時期(20才台前半ぐらい)に読んでいたかったかも。

幼少の頃、何かにつけて家族でいつもピアノを囲んで歌っていたこと(いいファミリーだ。すぐに兄姉を抜いて一番上手くなる)、音楽は好きだったが(大人になってから思えば絶対音感が小さい頃から具わっていたことを回想)、現実的ではないので(世の中は不景気)、軍へ入隊するも、でも結局軍の中の楽団みたいなとこに配属されたり、戦争が終わってからは音楽学校へ行き(音楽への夢が諦め切れなかった)、そこではオーボエを学んでいたりと、何だかある意味ほのぼのとした、友達のような身近な印象を持ってしまう、若かりし頃のマーティン氏。

でもやっぱり興味深いのはビートルズ話。マネージャーであるブライアン・エプスタインのいかに有能だったか秘話とか、彼と育んだ友情。初めてビートルズ達と出会った時の印象、音楽よりもジョンやポールのキャラクターに魅かれたからという……(その前にデッカでオーディションに落とされている話はわりと有名のようですが、その事にはジョージ自身も同情的というか理解を示している。デモテープやスタジオでの演奏を聴く分にはジョージも半信半疑だったようだが、地元リバプールのLiveでは、若いファンの熱狂も含め圧倒されたとか。ビートルズの出自はやっぱりライヴバンドであってエンターティナーなのでしょうか)。

それから、ビートルズで作った作品からはほとんど金銭的には恵まれなかったというEMIという会社の酷い待遇話とか(意外!「Let It Be」なんかはほとんどギャラ無し)。でも誇りと創造性で作った「サージェント・ペパーズ〜」という名作アルバム……等々。「White Album」より前までは4トラックのレコーダーを駆使して作っていたというから恐れ入るというか、目から鱗が飛び出ます。(今時4トラックのテープレコーダーなんて中学生でも使わない……)

ビートルズ以降のアメリカとか、ジェフ・ベック(「BLOW BY BLOW」「WIRED」がジョージ作品という事は知りませんでした〜)とか、「007 死ぬのは奴らだ」(ポールがメインテーマ作)のサントラとかの方が圧倒的に稼げたようです。ポール・ウィンター(近年はヒーリング系フュージョンミュージシャン)の「イカロス」(1970)が技術&芸術的に自分の最高傑作と言っていたのも、ちょっと印象的。(いつか聴いてみたいところ。)


そんなわけで、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」取りだしてきて、もう一回良く聞き直してみました。だって、あの音はこうやって作ったんだ〜ってすごい細かく書いてあるんですもの。録音技術にはまったく疎いジョンの突飛で無理難題的発想を、何とか形にしてゆくマーティン氏。アイディアがあってこその技術なのだ、と唸らされます。

ビートルズは、ジョンとポールの二人が大きなウェイトを占め、ジョージとリンゴと自分はあくまでも彼らをサポートする役目を果たしていた、というのが終わりの方に綴られていました。それはつまり、まぁ僕らは別の人間でもそれほど変わらなかったんじゃない?ということのようですが、ただそこはサッカーチームを例に出し、どんなに最強のチームでも、ゴールキーパーやあまり目立たない選手もいるものであって、(要するに全員がジダンやロナウジーニョということではないということか)、そこにいた、という事実が何よりも重要なのだ。そう自分の中で納得している……というところは中々印象的でした。でもきっちり自分が5人目の男だということは意識していたんでしょうね……。

うーん、そろそろ「LOVE」でも聴いてみようかな。
(まだ聴いてません)


※ジョージ・マーティンの下でずっとエンジニア(録音技師)として働いていた、ジェフ・エメリックが書いた『ビートルズ・サウンド 最後の真実』というのが昨年出たらしいので、それも読んでみたいところですが(そっちの方が恨み嫉み裏話満載らしい(笑))4000円もするのかー!?

| Good Music!(1960's〜) | 02:06 | comments(0) | trackbacks(2) |

Re:ボブ・ディラン「音楽なんて元々何の価値もないんだから違法DLは問題ないじゃないか」

dylank-hikoさんのところで教えてもらいました、この最新ボブ・ディラン発言。
音楽の、ロックの、音楽産業の、はじめから終わりまで知り尽くしたこのオッサンの発言はやけに重みがありますね。刺があって刺激があってそれが真実であろうと無かろうと(ここ重要)、やけに印象に残る。さすがボブのオヤジ……。
←なんか誰かに似てる。
 化粧しすぎじゃないですか?艶やかだなぁ。

元ネタはこちらのニュース記事のようですが、どんな文脈でそうボヤいたのか、英語での意味合いはどうだったのか等、シロクマ日報さん(IT Media オルタナティブ・ブログ)のところにもまとめられていましたのでご参照。

そちらにもリンク張られていますが、元英語記事(wired)もリンクしておきましょう。
英語の勉強がてらに。誤訳湾曲しているかもしれぬし。
……しかし難しいな。色んな意味がとれる。できる人に相談しよう……。

************************************************************
うーん、
だいたいの言いたい事はやっぱり「生音にはかなわないぜ」と思われます。
そして現代の音楽事情について嘆き節。巷にはびこっている音楽については、「クソみたいなのばっかで、意味なんて何もなくて、歌も感情も何も、何もない……ただの電気信号だよ」
さらにCDの音質については「CDに音楽を収めた後と前では、音質が10倍も違うよ。もうなんていうか君さ、CDはチッチャイ。チッチャすぎる。だいたいチャッチくないか?」
……ミックスダウンとCDにプレスする際のデジタル処理技術に苦言している様子。

"CDは小さい"("CDs are small. There's no stature to it.")にどういう意味があるのかは、また受け取り方で様々かもしれませんが、インターネットを通じてタダで入手できるようなデジタル技術が開発されながら、CDに音楽を収めるデジタル技術は何の発展もなくないか?と言っているような気もします。じゃあDVD-audioならいいのか、といった話にもなりそうですが、どうなんでしょうね?これは容量の問題なのか?実寸の問題なのか?レベルの問題か?売上の問題か?意味(definition)の問題?

そして、その話題の合間にボブは、無料DLで音楽を聴く事に関して、
「いいじゃないか。それがどうしたっていうんだ?」といっているんですけど、それは「CDよりさらにチッチャイMP3なんて話にならん」と言っているのか、「音楽を無料で聴く?素晴らしいじゃないか。フリーコンサートが理想さ」みたいな意味合いで言っているのかは、あなたの判断にお任せだ。(僕の思想的には断然後者ですけど)

まぁその辺、例えば中古CD屋で中古盤買うのと、違法(違法なのかどうか本当のところ知りませんが)ダウンロードで音楽を無料で入手するのって同じ事ですからね、アーティスト側から見れば。中古盤愛好家は自覚すべきかと(僕やあなたのような)。

まぁ、音楽家や作家は、なるべく少ない人手でコストを下げ、直接ユーザーへ音楽を届けられるように(なるべく価格も下げて)諸々努力すべきかと、思う今日この頃です。

CDを買ったお金は、アーティストの活動を支援するために払うお金であって、日本××協会とか、××連盟とか、CCCDを開発した技術費とか、こんな仕事してる人のためにお金を払っているわけではないですし。寄付や募金とかも同じですけどお金の使われ方って気になるところ、気にすべきところです。こんな事やってる場合なのかな。

"音楽なんて元々何の価値もない"なんて残念ながらボブは言ってない気もしますが、"元々何の価値もないもの"が大好きですからね……我々は。もはやソレなしでは生きられないわけですからね。

以上、君は何を言ってるかよくわからない、と言われてしまいそうですが、今考えている事は10年後はCDも違法DLも無くなっているのだろうか?という事で。うーん、CDは無くなりそうだけど、違法DLは無くなりそうもない気もするし……しかし確実に言える事は、音楽だけは無くならない、ということか……な。
ボビーおやすみなさい!
| Good Music!(1960's〜) | 03:01 | comments(6) | trackbacks(2) |

アソシエイション式!

どうでもいいですが、"サッカー"って"アソシエイション・フットボール"の略だったのね。正直初耳でした。
"Association Football"を略して、何々する人の意味の"er"をつけて、"Soccer"。へ〜(バシバシバシ)って感じでちょっと気分がすっきりしたのですけど、でもそれなら"ソッサー"じゃないの?なんて思ったりもしますが、そういうことなら〜、ということで、僕は今アソシエイションを聴いています。


The Association/From the Original Master Tapes (Greatest Hits)
(1990年 Warner Bros WPCR-1234)

アメリカ60年代のソフトロックバンド。美しいコーラスとハーモニーで全米No.1ヒットも多数ありです。「Windy」は特にイイ曲ですね。「Cherish」「Never My Love(かなわぬ恋)」の3曲は1966、67年でビルボードNo.1だったらしい。当時はラブソング(ラブバラード)バンドとして若者にかなり支持されていたみたいだなぁ。1977年7月なんかは"LIGHT MY FIRE(Doors)"を抑えて「Windy」の方が売れたようです。1966年9月の「Cherish」も、Donovan,Beatles,Holliesなどの名前もまわりにあって面白いですね。幸福な音楽の時代。
P.F Sloan(Jimmy Webbのカバー)なども収録。

僕はこのベスト盤しか持ってないのですが、蒸し暑い日本の夏に聴くはいい感じです。そして強烈でやさしいハーモニー。誰かが言っていたんですけど彼ら、メインボーカルがいなくて終始コーラス、Aメロから終わりまで全部コーラス、しかも全部男声のコーラス、なんて書くとジャニーズのようにうっとおしそうになりそうだけど、まったくそんな事は無く、本当にさわやかにまとまった美しいアレンジに仕上がってます。うーん、これは、まさに、サッカーでいうところのチームプレイですね。

シェフチェンコやイブラヒモビッチみたいなメインFWがいるチームなら、彼らに合わせたグループを作るべきだけど、そんな個性がないのなら、協調したハーモニーで対抗すべきかと、アジアの東端の某国についても思ってみました。ただそれをするには、優れたプロデューサーが必要なんですけれど。カート・ベッチャーのような。

ところで、この盤、今ヘッドホンでじっくり聴くと少し物足りない気も。リマスター音源でぜひAssociationを聴きたいですね!もっとコーラスがクリアになって気持ちいいかも知れない。
この日本盤は廃盤のようですが、メンバーのJames Yesterが書き下ろしたライナーは丁寧につくられていて、長門芳郎さんが編纂されたようで彼への賛辞あり。

夢を紡ぐハーモニーは永遠に!(帯より)
| Good Music!(1960's〜) | 03:08 | comments(2) | trackbacks(0) |

「Witchi Tai To」というソング

先日のBMX BanditsのLiveではアンコールの最後に演奏されたこの曲……。

今までこの曲には非常に近しい感じというか、多大なる"何か"を感じてしまっていたりしまして……過去にも何となくついつい自分のバンドの登場曲にしてみたりとか(気分が高揚する)、もしくはこの曲は自分の葬式に流して欲しい曲ナンバー1だったり(なんだそれは?という感じかもしれませんが……)、なんていうんでしょうか、この曲を聴くと……赤ん坊な気持ちになる事も出来るし、はたまた青い空の高いところを飛ぶ鷹の目線にもなれるし、砂漠の真ん中で突っ立ている気分にもなるし、旅立ちな気分にもおかえりな気分にもなれる曲なのです。始まりでもあり終わりでもあるこの一瞬の永遠、みたいな曲。なのです。

これを機にいろいろ調べてみました。

前回も書きましたが、ハーパース・ビザールのバージョンをぼくは愛聴してましたが、オリジナルもあってさらに色んな人がカバーしているようです。
オリジナルはサックス奏者ジム・ペッパーの作。彼はNative Americanだそうで、だから歌詞も(タイトルも)それ風でよく意味がわからない言葉なのでした。おじいさんが歌っていた霊歌みたいなトラディッショナルソングからインスパイアされたそうです。(なるほど〜)

メロディがあまり変わらず、バックのコードが展開してくような曲調・・・・なのですが、そういう曲は個人的には好きなのですね。コードが同じでベース音だけ下がっていくようなのも大好き系ですけれど。そういう曲調は泣きメロ系に多かったりしますが、だからといってそればっかりではダメなのですが!(難しいなぁ〜)

検索かけまくりで調べていると、カバーはジャズ系の人が多いですねぇ。
あと今回BMX Banditsのバージョンを紹介しましたけど、グラスゴー周辺ではFuture Pilot AKAもカバーしていたことが判明(いつもお世話になっているk-hikoさんの記事見つけました。あとこちらの記事もご参照)。なんだ〜早く言って(さすがです)早速注文してしまいました。(これもダグラスがボーカル参加して歌ってるらしいですけど)

年代順にリストアップしてみました。

Everything Is Everything 「Witchi Tai To/Oooh baby」(1969)
(こちらがオリジナル。カナダチャートで最高14位(1969/2/15)。13位がTime Of The Season/The Zombiesだったりします。全米では61位のヒット。意外と結構売れたんですね。Everything Is Everythingの1stアルバム(Ft. Chris Hills)は「At The Club」これはもはや近日中にほしいですね。試聴1分あり)
Harpers Bizarre「Harpers Bizarre (4)」(1969)
  (ソフトロックで有名な彼らの4枚目ラストアルバム。試聴あり。もしくはベスト盤に入ってます)
・Topo D.Bill (Legs Larry Smith),「Witchi Tai To/Jam」(1969 UK)
 (ボンゾドッグバンド-Bonzo Dog Band-のメンバーでデザイナーでもある"レッグス"ラリー・スミスが変名で出したシングル)
・Jim Pepper「Pepper's Pow wow」(1971)
 (セルフカバー)
John Schroeder 「Witchi Tai To」(1971)
 (英国を代表するプロデューサー、ジョン・シュローダーによるオーケストラ・アルバム。"Back in the U.S.S.R."のカバー等も入っている。ラウンジ系で人気あるようです。試聴あり)
・Jan Garbarek(ヤン・ ガルバレク) & Bobo Stenson Quartet「Witch-Tai-To」(1974)
(ECM系北欧ジャズの名盤(らしい…)ネット検索するとこれが一番hitする感じ。Jazz Sax奏者)
・Aj Webber 「Aj Webber」(1976)
 (イギリスのSSW世代の女性シンガー)
・Oregon「OUT OF THE WOODS」(1978)
 (タブラやシタール、ピアノなど多数の楽器で積み重ねられる室内楽的JAZZ。シカゴ音響系などにも通じる系みたいです。「Live At Yoshi's」なども。)
・Jim Pepper「Comin' And Goin'」(1983)
 (土俗的なチャントで始まるセルフ・カヴァー)
・Louis Philippe「Delta Kiss」(1993)
 (クレプスキュール〜エル〜トラットリアとおしゃれ系レーベルを渡り歩いた、ビーチボーイズ・マニアのフランス人…だそうです)
・Smietana Groove Band(Jarek Smietana)「Ci Si Strut」(1999)
  (フュージョンファンク系のギタリスト)
BMX Bandits「Little Hands」(1993)
 (4曲入りマキシの中の1曲。妊婦さんの素敵なジャケ。当時ダグラスはお子さん誕生していたようですし奥様?日本盤マキシ「Serious Drugs (Remix)」のほうが入手しやすいかもしれません。ぼくはこちらのみ所持)
Future Pilot AKA「tiny waves, mighty sea」(2001)
 (元スープ・ドラゴンズのスシル・K・デイドのソロユニット。TFCからはノーマン&レイモンド、BMXはダグラス、ユージン・ケリー、ビル・ウェルズ、ベルセバ、パステルズなどなどグラスゴー周辺のメンバーが全面参加している模様。このバージョンもかなり良さそうです)

他に、Brewer & Shipley……などがカバーしているようです。
ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)の初監督サーフ・ドキュメンタリー作品『Thicker Than Water』のサントラ盤にはハーパースのバージョンが入っているみたいですし。映像本編中も流れるのかな?エンドロールかな?見てみたいです。


ジム・ペッパー (1941-1992) についていくつか・・・
「Jim Pepperが残したもの = ネイティブ・アメリカンのジャズ」
 ("asianimprovのアジア系アメリカ雑記帳"さんのsite)
jim pepper lives! (英語・biography)
JIM PEPPER DISCOGRAPHY(ジャケ写真あり)

おまけ。
BMX Banditsの泣きメロ(ナキメロ by denimさんの素敵なsite発見。あとで熟読しようっと)


そんなわけで「自分の葬式に流して欲しい曲リスト」はまだ作られていないんですけど、とりあえず1曲目は"witchi tai to"で不動ですから。故人を偲び黙祷、の後にキュー!ですから(笑)、ちょっとFade inぎみでお願いします(誰に頼んでいるんだか)。
| Good Music!(1960's〜) | 17:50 | comments(8) | trackbacks(0) |
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